心の健康 #2 落ち込みやすい人の特徴
こんばんは、キュウちゃまです。
今日は「鬱」状態になりやすい性格と「鬱」状態時に認められる言動のについて紹介します(会社勤めの管理職向けですね)。
管理職の方は課員の性格を知り、日ごろから体調不良のメンバーがいないかウォッチしておく必要があります。
他のメンバーが気づいて報告してくれることもありますが、個の力あってこその組織力ですから、一人ひとりの状況を管理職が把握するように心がけていただきたいです。部署の成長を任されているのは管理職ですから( ´艸`)
さて、キュウちゃまが接してきた方の特徴は以下の通りです。
「鬱」状態になりやすい性格
- 「真面目で責任感が強い」
- 「完璧主義」
- 「周りからの見られ方を気にする」
- 「プライドが高い」
一応、web上でも調べてみましたが、特に「完璧主義」というキーワードが多かったですね。
社会人の場合、推薦で大学に合格するような努力家、高学歴の方が多い印象がありますね。業務においても正論、べき論でお話をする傾向があります。「極度にまじめ」「極度に責任感が強い」「極度に完璧主義」といった方に対しては「極度に」を外せる考え方を伝授したり、説得したりして、70%ぐらいの力加減でいいんだぁとご本人が納得する状態にしてあげましょう!
性格を変えるのは難しいのですが、「仕事場における性格」を少し修正してあげるだけで「鬱」のリスクを低減できます。
「鬱」状態で認められる行動
- 集中力・記憶力が下がりケアレスミスが多い
- 表情が暗く、笑顔がない
- 不必要な離席が増える(落ち着きがない)
- 感情の起伏が激しい
- 遅刻や欠勤が増える
- 話す内容に一貫性がない(矛盾が多い)
「鬱」状態の方の言動はもっと細かい特徴もありますが、概ね上記6つの内容をおさえておけば良いでしょう。ちょっと観察すれば必ず気づきます。気づかないときは、反射的に関わりを持ちたくない等の感情が働いていると思われます。特に管理職の方は上記6つの特徴を常にウォッチし、声をかけることが大切です。
今後、ちょっとした事例を紹介していこうと思いますが、その時に私が掛けた言葉の一部を紹介して今日のブログを終わります。状況不明なものもあると思いますが😅、今後の事例紹介の中で説明します👍
大変苦しい思いをされたんですね。相談してくれてありがとう(正直に話してくれてありがとう)。●●さんの体調がよくなるように産業医との面談を取り入れながら皆で解決していきましょうね。
会社には産業医以外の相談窓口がありますよね。例えば●●事務所、●●サービスがあり、多くの方が活用されています。活用しても名前が公表されることはありませんので、せっかくなので活用してみてはどうですか。「新たな発見」があるかも知れませんよ。もし、相談してみたらどのような感じであったか、自己発見があった場合はぜひ教えてくださいね。
●●さんの仕事の質は非常に高く、感心させられます。実際、●●さんの70%のパフォーマンスが他の方の100%に相当すると分析しているので、少しペースを落としてみましょう。
毎日100%のパフォーマンスを発揮する必要はないんですよ。50%ぐらいの日もあれば、120%で頑張る日もああります。結果的にその1週間又は1か月が100%近く(注:100%とか100%以上とは表現しない)になるのであれば全く問題ないですから少しペースを落として業務に取り組もうね。
「休んでしまったら、もう復帰できなくなるかもしれない」と自己分析し、出勤しているのは素晴らしいことですね。それなら、まずは「休まない」ということを優先し、業務量や質を落としてみましょう。そもそも●●さんの業務の質は大会ですから、少しぐらいラクしても●●さんへの信頼は変わりません。
今日伝えたかったこと(特に管理職の方へ)
落ち込みやすい方の性格等の特徴をおさえ、頑張りすぎない環境を整備してあげる